進路・将来像

 　東京慈恵会医科大学附属病院リウマチ専門研修修了後には附属4病院だけでなく、専攻医の希望に応じた医療機関で常勤リウマチ専門医師として勤務することや、希望する大学院などで研究者として働くことも可能です。

　附属4病院などの地域中核病院においては、総合内科専門医としての診療を行うとともに、リウマチ専門医としてリウマチ性疾患の重症例や救急患者の診療を、チーム医療のリーダーとして実践していきます。また、リウマチ性疾患の知識や診療技術を更に進化させるための、臨床あるいは基礎的な研究を実践していきます。リウマチ専門医としてさらに経験を積み重ねた後、リウマチ指導医として研修施設において将来を担うリウマチ専攻医の指導を実践していきます。

　地域医療に従事する場合は、総合内科専門医としてかかりつけ医の役割を持つと同時に、リウマチ専門医の知識・技能を生かして、患者の治療、合併症予防を含めた健康管理や生活指導を日常診療として提供していきます。またリウマチ性疾患を専門としないかかりつけ医と連携して、地域でのリウマチ性疾患の診療の向上に貢献していきます。